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その咳は実は肺炎かもしれない?風邪と似ている症状があったら要注意

肺炎とは

空気の通り道である気管支の末端や、
気管支の周囲にある酸素と二酸化炭素のガス交換を行う肺胞に、
細菌やウイルスなどの病原体が感染して炎症を起こしたものを、肺炎といいます。

病変の起こる場所によって、
せきやたんの強い気管支肺炎と、
突然の高熱や胸痛で発症する大葉性肺炎に分けられます。

  • 気管支肺炎
    気管支の炎症を伴うことから、
    せき・たんの症状が最初からみられ、発熱が加わる場合が多い傾向があります。
  • 大葉性肺炎
    気管支肺炎にみられるせき・たんの前駆症状なく、
    突然、高熱をおこします。特に高齢者では意識障害や歩行困難などの症状を起こすことも多いです。

病原体の種類によって、
気管支肺炎を起こしやすい病原体と、大葉性肺炎を起こしやすい病原体があります。

気管支肺炎を引き起こしやすい病原体の代表は、
肺炎マイコプラズマと、様々なウイルスです。

そして、大葉性肺炎を引き起こしやすい病原体の代表は、
ワクチン接種で盛んにメディアにも取り上げられている肺炎球菌です。

肺炎の症状は

胸に鋭い痛み、せき、熱、息切れ、呼吸困難、悪寒、
全身のだるさ、黄色~緑色や鉄さび色のたん、顔や唇が紫色、
38℃以上の高熱が続くなどの症状があらわれます。

肺炎の予防・対策は

肺炎は、日頃から予防策を講じていれば、ある程度予防することができます。

  • 手洗い : 15~20秒くらいかけて洗うと良い
  • うがい : 水道水で外出から帰宅した時や夜寝る前に行う
  • 咳エチケット : マスクやティッシュ、ハンカチ、タオルで口や鼻を覆う
  • 禁煙 : 吸わないようにする、現在吸っている人はやめる
  • ワクチン接種 : できればインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの両方を接種する
  • 十分な栄養と睡眠 : バランスのとれた食事と1日6~8時間の睡眠
  • 誤嚥対策 : よく噛んで少しずつ食べる、食べ物に適度なとろみをつける、毎食後、歯磨きやうがいなど寝る前の口腔ケアを行う。

肺炎の治療法は

肺炎は、早めに受診して、適切な薬物療法を行えば、怖い病気ではありません。
しかし、高齢者の場合、特徴的な症状が現れにくいために
治療のタイミングが遅れたり、慢性の病気があることが多く、早期に適切な治療を始められない場合があります。

また、呼吸器に基礎的な病気がある人が肺炎にかかると、
重症化しやすくなり、入院が必要になったり、場合によっては命に関わるほど重症化することも珍しくありません。

肺炎の治療薬として、新しい薬が次々に開発されていますが、
肺炎は高齢者の死亡原因として増加傾向にあります。

いずれにしても、治療を早くすると回復も早いので、
肺炎かもしれないと思ったら、早めに受診するようにしましょう。

治療の基本は安静にすること

肺炎を発症すると、体の中では多くのエネルギーを使い、
体を元に戻そうとします。このような時には安静を維持し、体を十分に休息させることが必要です。

自宅療養で良い場合は、家の中で歩き回ったりせず、体を温めながらゆっくりと休養しましょう。
次に、消化が良く栄養のあるものを食べ、こまめに水分補給します。
代謝を良くするだけではなく、脱水症状を予防できます。

特に高齢者の場合、「喉が渇いた」という感覚が分かりにくいこともありますので、
普段よりも意識して多くの水分を取るように心がけましょう。

処方された薬はちゃんと服用すること

肺炎であると診断されたら、対症療法ではありますが、たんを出しやすくする薬、
せき止めなどが処方されますので、医師の指示通りにきちんと服用します。

また、原因療法として、肺炎の原因である細菌やウイルスに対する治療を行います。
細菌による肺炎の場合は、抗生物質を使用します。

上記のような症状が出た時にはふなもとクリニックにご相談下さい。